— できればエロを (@eroifpossible) August 17, 2018
できれば、エロいことだけ考えて生きていたい。匂い、食感、音楽、形、記憶、憧れ、距離、エトセトラ。「エロい」という言葉で言い表せるすべてのことについて、考えている人と話してみたい。何をエロいと思うのか。どうしてエロいと思うのか。その気持ちとは何か。エロいと思う、その感度に価値がある。名もなきエロを拾い集める。ウェブサイトは、まだない。できればエロを。まずは紙から、はじまります。
『できればエロを』というネットプリントを見かけた。多くのネットプリントが「A4モノクロ」の1枚だけれど、これは「A3フルカラー4枚」という、とんがった構成である。
とんがり具合にすっかり撃ち抜かれてしまい、コンビニへ駆け込みプリントしてきた。『できればエロを』なんてタイトルのものをプリントするのも、A3の紙4枚持って帰るのも、謎のエージェントみたいな気持ちになって面白かった。フルカラーなので400円と少し高いけど、レイアウトも構成もこだわりを感じるし、取材先の選定が素晴らしく読み応えのある内容だった。品があり、知的かつ少しおバカな感じ。
詳しい内容については、公式アカウントが書いていないので伏せておく。秘匿する・されることも「エロ」の大切な嗜み方で、育て方である。
ZINEで通販という形より、在庫を気にすることなく「コンビニがあればどこでも気軽に手に入る」というところに価値があるのかもしれない。A3フルカラー4枚という形式はネットプリントに最適化した、とんがったZINEであるように思えた。個人的には作っている本人たちにお金がまわってほしい気持ちがあるので、これからの展開にも期待。まだvol.1ですが、これからも楽しみに待とうと思います。
vol.1は9月1日夜9時まで配布されているそうです。しっかり「フルカラー、両面印刷しない」を選びましょう。
— できればエロを (@eroifpossible) August 18, 2018