書物

『できればエロを』というネットプリントZINE面白かった

pic.twitter.com/N4b7fUeiRb— できればエロを (@eroifpossible) August 17, 2018 できれば、エロいことだけ考えて生きていたい。匂い、食感、音楽、形、記憶、憧れ、距離、エトセトラ。「エロい」という言葉で言い表せるすべてのことについて、考えている人…

今日が昔になる前に。はらだ有彩『日本のヤバい女の子』

私は「物語に従わないことが最高の復讐」だと思う。自分の身に起こったことにむりやり感動的な意味を見出さず、精神的成長としてつじつまを合わせず、物語を無効化する。あるいは、因果応報のない別の物語を自分で始めてしまう。勝手な展開で許可なくエンド…

『三びきのやぎのがらがらどん』再考

子供のころ、読み聞かせしてもらった本をいくつか覚えている。その中でも強烈なインパクトを持ち、大好きだった絵本が『三びきのやぎのがらがらどん』である。いつかまた手元に置いときたいなと思っていたが、古本屋でたまたま見かけて購入した。再読したと…

森田るい『我らコンタクティ』刊行記念イベントに行ってきた(2017/12/2)

森田るいさんによる漫画『我らコンタクティ』がとても面白かった。宇宙で映画を上映するために、ロケットを飛ばす2人、その周りの人々の話。単行本一冊で完結しているので、興味があれば是非。afternoon.moae.jp読み終わり、面白かったなあと振り返っている…

2016年に読んだ、良かった本

振り返ります。順番はランキングではないです。 しろうべえ書房『mochico』 吉田実篤『おるもすと』 内田洋介『Locket』 大森靖子「東京」 森博嗣Wシリーズ 中沢新一「熊楠の星の時間」 最果タヒ『きみの言い訳は最高の芸術』『夜空はいつでも最高密度の青色…