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携帯電話が主役の作品『東のエデン』

連休中に、アニメ『東のエデン』を見ていた。これは神山健治監督による2008年のアニメで、荒いとは思うが大好きな作品の一つだ。今見ると911以降、311以前の空気感が見事にパッケージングされていると思う。

知らない人に向けてざっくり説明すると、12人の「セレソン」に選ばれた主人公が、100億円の電子マネーがチャージされたハイテク携帯「ノブレス携帯」を与えられ、「この国を正しき方向へ導く」という使命を負う物語である。

本作の魅力はなんといってもこの「ノブレス携帯」だろう。この携帯でコンシュルジュ「ジュイス」に要望を伝えると、それが叶うように手配してくれるのである。ノブレス携帯の機能はさることながら、そのデザインにも惹かれ続けていた。調べてみると、このデザインはNECが制作したコンセプトモデルの1つで、バイクユーザー向けの携帯としてデザインされたものらしい。

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この携帯以外にも、いわゆる「ガラパコス携帯」の数々が小道具として活躍する。地下に行けば携帯の画面で照らすし、ローミングバグを利用して盗聴するシーンだってある。このころはガラケーが主流で、板津くん(あだ名はパンツ)ぐらいしかスマホ使っていないのも面白い。iPhoneもやっと3GSが出たころだったろうか。どうしたってスマホはデザインが似通ってくる気がするけれど、ガラケーは見た目が全然違って楽しかったなあ。auじゃなかったから選べなかったものの、インフォバーに憧れ続けていた。

携帯電話はとても身近なアイテムだけれど、SFへの入り口というか、異常進化したガジェットだと思う。Siriが出てきた時にはびっくりしたものだった。これからもびっくりするぐらいの進化を遂げて、あっという間にホロレンズ的な方向へ進んで、昔は手に持って操作してたらしいよ、よく落として画面割ってたらしいよなんて話になるのかなあ。

東のエデン、OP曲はなんとOasisだし、ED曲のschool food punishmentも素晴らしいし、劇中曲も良い。映画小ネタが満載なのでぜひ興味があれば見てみてください。

特別お題「おもいでのケータイ」

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